●保育園を探し始めた動機
待機児童の問題を新聞やテレビの報道で知っていましたので、
妊娠中から保育園に入りづらいと言う覚悟はある程度していました。
ただ、いざ出産してみると、授乳でいろいろ苦労し、精神的にまいってしまいました。
息子も泣いて泣いて・・・それで実家に3か月ぐらいいて、外出する気力もなく、
そうこうしているうちに保活に出遅れてしまい、保育園探しをスタートしたのですが、
住んでいる区は待機児童が多く大変なので、認可保育園には入れないだろうから、
認証保育園や認可外保育園で考えよう、と思っていました。
でも家から最も近い保育園が、ウェイティングされている方がとても多く、
webで、家から通える範囲はしらみつぶしに当たりました。
目黒区内の認証保育園にも見学には行ったのですが、私は区外なので、
どうしても目黒区民優先ということで、どこも厳しく・・・
特に私の住んでいる街というところは認可外の保育園が少ない地域で、
それでようやくある日webでいいほいくえんのことを知りました。
正直、初めていいほいくえんの料金を見たときは、あまりの高さに
『ありえないだろう!』と思いました。
ふつうのサラリーマンの共働き世帯には、ここは入れないだろう、と。
でも一応見学にだけは行こうか、と思い、経済的には無理だろうと思いつつ、
見学に行きました。
当時、同時進行で他県の実家に帰ることも想定していて、実家の方で市役所に
行き、保育園状況を相談したのですが、やはりここもそんなにスカスカで
空いているなんてことは無くて。それで本当にどうしようかと途方に暮れて。
引っ越そうか?でもだめだな・・・
どうしようどうしよう、と本当に右往左往していました。
それで、もうどうしようもないのであれば、お金のことは割り切って、
生後9か月から預かってもらえるいいほいくえんにしよう!と思い、
いいほいくえんにお願いすることに決めました。
●他に迷った施設、保育園
奥沢にある認証保育園は一度見学に行ったのですが、
その前に見学行った認可保育園とのギャップがあり、止めました。
いいほいくえんは広さ的には狭いのですが、室内は明るいし、解放的で、
そういった点では認可保育園と遜色ないと思いました。
料金は高いけど、ここはいいなぁ~、と見学の時にそんな印象を受けました。
●いいほいくえんのいいところ、満足点
すごく息子が楽しそうに通っているな~と思っています。
ママ友でもある会社の先輩に訊いたところ、その子は入園から3か月間、
泣き続けたそうです。私もある程度は覚悟していたのですが、登園の際に
本人が泣いて別れたことが1回ぐらいしかなくて、その日以外は全く泣かなかったので。
保育園に着いたとたん、ニヤニヤしているんですよね。
だから楽しいんだろうな~と思います。
それからごはんも、給食の試食の際に、息子といっしょにカウンターで、
様子を見ながら打ちあわせをやっていただいて。
ようやく最近離乳食も食べ始めたかな、と思っているのですが、
そういうやりとりをさせていただいたことも非常に心強く、ありがたかったです。
私は特に最初の授乳でつまずいて、育児というものに対してとても劣等感があったので、
息子が離乳食をぜんぜん食べないのも、私が育て方がまたぜんぜん
ダメなんだぁ~と、とても落ち込んでいたんですね。
でも先生たちとお話しして、いろいろトライしたけどダメだった、とか、
保育園のお迎えの際にも当日の様子をいろいろ訊いたりできて、
パニックにならず、鷹揚に構えることができるようになりました。
保育園では、食後のミルクを、先生からだけでなく、
他の大きい子からもらうこともあるようで、
それもいいほいくえんの異年齢保育のよさだと思います。
年末年始に、親戚の家に遊びに行ったのですが、そこに2歳の男の子がいたんですね。
でも息子は動じずにその子に自分から寄って行ったり、
またその家で飼っているトイプードルを逆に怯えさせたりしていました笑。
また息子は女のひとが好きですね。旅館では仲居さんにも猛アピールしていました。
いろいろな面でアクティブになってきたかな、と感じます。
表情も豊かになってきましたね。
●いいほいくえんの悪いところ、不満点、改善を希望する点
料金の面では、高嶺の花の保育園に入れてしまったな・・・という思いもあります。
今後、認可保育園等、他の保育園から来年度の入園可否の返答が来ますが、
とても迷いますね。
いいほいくえんにここまでのサービスをしていただいていると、
ここから他の保育園に移るのは難しいだろうな~と思います。
これは要望ですが、給食のレシピがほしいです。
たとえば『今月の一品』のような感じで、おすすめの献立や、
園児がよく食べたもののレシピを頂けると嬉しいです。
昨年の11月に出版されたいいほいくえんのレシピ本もすぐ買って読みました。
すごく面白かったです!
その本にも書いてありましたが、代表者のお母さんのごはんがおいしくて、
それでいいほいくえんの給食の調理者にスカウトした、という話はとても面白いです。
クリエイティブだな~と思います。
それと、いいほいくえんの『ガイアの夜明け』的な、
いいほいくえんの開園から現在に至るまでのエピソードを知りたいです。
見学に行った際に頂いたパンフレットに、いいほいくえんを運営している
アイカタ株式会社の理念が書いてあるじゃないですか。
なぜ『アイカタ』と言う社名なのか、という。
これを読んで、本当にいいほいくえんはいいなぁ~と思いました。
私もいざ自分の子どもを保育園に入れる段になって、
初めて待機児童という問題がここまで酷いんだということを感じて。
それは、社会や会社から、『あなたは職場復帰しなくていいよ』と言われているようで、
とてもナーバスになったんですね。自分の居場所が無いようで、劣等感を感じる状況でした。
いいほいくえんに見学に来た当時、軽い気持ちでパンフレットを開いて、
この『アイカタの理念』を読んで、とても感動して。
それで『私ももう一度、フルタイムで仕事がんばってみようかな』と思えたので。
それがきっかけです。
それまでは時短勤務か、もうフェードアウトしてしまおうか、と思っていたので。
毎日の送迎のときも、先生方が笑顔で丁寧に接してくれて、
みなさんとてもいきいきしていますよね。
そういうみなさんの表情を見ると、私も『仕事したいな』って思えます。
他の園児の顔と名前がわかるものがあったらいいですね。
個人情報上難しいかもしれませんが・・・いいほいくえんは行事が土曜日に
実施されることが多いですよね。仕事を休めれば休んで参加したいのですが、
仕事で行けない場合、主人にお願いしようと思うのですが、
そうすると私が園の様子がわからなくなってしまうんですよね。
なので、他の子の様子がわかるものがあるといいな~と思いました。
写真は引き続き、今後も欲しいですね。